プライベートでのお歳暮と違って、会社で取引先やお得意先からお歳暮をいただいたときはお礼状をどう書くか悩んでしまいますね。
ビジネスの場だからハガキでのお礼状はよくないのかな、便箋に書いて封筒で出した方がいいのかな、など迷うところもたくさんあります。
そこで、さまざまな方の体験談をもとに、会社宛へのお歳暮のお礼状を書くときにどうやったら失礼にならないかをまとめました。
会社の上司や同僚にも「いつもどうされてるんですか?」と相談しつつ、この記事も参考になれば幸いです(*^^*)
お歳暮のお礼状はハガキと封書(便箋)どちらがいいの?
お歳暮やお中元をいただいたときにしたためるお礼状はハガキと封筒どちらが正式なマナーなのかは、判断が難しいところだと思います。
ただ、現代では、お礼状は基本的にはハガキで十分だという考え方が広まっているようです。
自分よりも立場が上の人からお歳暮を受け取ったときは便箋でお礼状を出した方がていねいな印象になりますが、先方も封を開ける手間がかかってしまいます。
お礼状を受け取る立場の人間もハガキで受け取ることが圧倒的に多いため、よほど高価なものをもらったのでなければハガキで十分かと思います。
ただ、会社名の入った便箋があれば、上司や同僚に相談してそれを使うのも手ですね(^^)
マナーとしてははがきで出しても問題はありませんが、会社の人が「いつも便箋で書いて出してるよ」と言えば、個人的には便箋にお礼の気持ちをしたためて出した方が無難かなと思います。
会社の社風によってはがきで出すのが望ましいのか、封書の方がいいのかが変わってくるので、まずは一度上司や同僚に相談してから決めてみてくださいね。
そもそもお礼状は「確かに品物が届きました、ありがとうございます」と得意先相手に伝えて、「よかった、ちゃんと届いたんだね」とホッとしてもらうために送るものです。
なので、感謝の気持ちさえしっかりと伝われば、便箋でもハガキでもそんなに大差はないのでは、と私は思います(*^^*)
お歳暮のお礼状をハガキで ビジネスで失礼にならない出し方
そうはいっても、お歳暮のお礼状をハガキで出すのはやはり不安…と思われるかもしれません。
でも、便箋に書いて封筒に入れるのでは少しかしこまりすぎるのでしたら、ハガキの大きさの白いカードに言葉を書いて、下の画像のような洋封筒に入れて送るとていねいな印象になります。
また、ハガキは自然の風景やお花の写真、あたたかみのある水彩画のような絵が印刷された絵はがきだと、先方もほんわかと気持ちが和むのではと思います(*^^*)
それに絵がついているハガキだと文章が多少短くても余白が目立たないので、なかなか文字数を膨らませられない方におすすめです(笑)
お歳暮のお礼状をハガキで出すときも便箋で出すときも、品物をいただいてからなるべく早めに出すように心がけましょう。
品物を受け取ってから3日~1週間以内に出すのが望ましいし、取引先も「よかった、喜んでもらえたようだ」と安心してくれます。
もし、お礼をするのが遅れてしまった場合は「ご挨拶が遅くなり申し訳ございません」とひとこと添えれば、相手方も気分を害さないかと思います。
お歳暮のお礼状を便箋と封書で出すほどかしこまらなくていいシーンでは、ハガキサイズのカードを洋封筒に入れる方法もあります。
いずれにしろ、お歳暮やお中元をいただいたら早めにお礼の気持ちを伝えるのが一番大事なので、お礼状は早めに出すようにしましょう(^^)
お歳暮のお礼状の書き方 はがきならどう書く?
お歳暮のお礼状を会社宛てにハガキで書く場合は、どんな文章で書いたらいいのかな?も気がかりですね。
ハガキの場合は紙のサイズが小さいので、便箋に書くときよりも文章は短く簡潔にした方が、先方も仕事の合間などにすぐ読めて助かるかと思います。
また、いただいた品物について「社内の皆で美味しくいただきました」「名品だけあって、たいへんおいしゅうございました」「このたびのお心遣いに感謝申し上げます」などと感想を付け加えるといいですね。
お歳暮の文章は、以下のような簡単なものでもハガキの余白がしっかりと埋まるかと思います。
さて、このたびは結構なお品をいただき、まことに感謝申し上げます。さすが名店だけあって、格別な味で社内の皆で美味しく賞味しました。
日ごろからお世話になっているにもかかわらず、このようなお気遣いをいただきたいへんうれしく思います。
寒さが厳しくなりましたので、風邪など召されませんようご自愛ください。 敬具
実際にハガキに縦書きで書くときはどうしたらいいのか、画像も載せますのでぜひ参考にしてみてくださいね(^^)
取引先に送るお歳暮のお礼状の書き方については別の記事でくわしく書いているので、構成や宛名の書き方などについてはそちらを参考にしてみてくださいね。
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お歳暮のお礼状をはがきで書くときの例文 宛名は会社宛ならどうする?
お歳暮のお礼状を取引先や得意先に送るときのマナーのまとめ
得意先の方にお歳暮をいただいたときのお礼状を書くのはマナーや形式が気になるところですが、現代ではよほど年配の方以外はハガキでのお礼で十分だとされています。
とはいえ、会社によっては「いつも便箋だよ、ここに会社名書いてある便箋あるから好きに使っていいよ」と言われることもあるかと思うので、その場合は指示に従った方が無難ですが。
お礼状を書くのは骨が折れる作業ですが、感謝の気持ちをしたためて送れば受け取った先方もきっと喜んでくれるはずです(*^^*)
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