お中元やお歳暮、あるいは結婚式の招待客や面接を受けた会社など、お礼状を書く機会は意外と多いものですね。
でも、たくさんお歳暮をいただく場合や字が汚い場合は、お礼状を手書きで書くのは大変だからできればパソコンで打って印刷で送りたいな…と思う気持ちもわかります(^^;)
お礼状をパソコンで打って出すのはアリなのか、やっぱり手書きで書かないとダメなのか、マナー的にはどうなのかを知っておきましょう。
また、字を書くのが苦手な場合はどうやったら失礼にならないのかも知って、お礼の気持ちをしっかりと伝えましょう!
お礼状は手書きとパソコンどちらで書くのがいいの?
お礼状を書くときは手書きと印刷どちらで書くのが望ましいのか、印刷だと失礼なのか悩んでしまいますね。
マナーとしては、お礼状は手書きで書くのが心がこもっていて、先方にも喜ばれるので手書きが推奨されています。
でも、お礼状は品物をいただいてから、面接などを受けてから数日中に届くように出すのが望ましいので、手書きだと時間がかかりすぎる場合はパソコンで打って出すのもマナー違反ではありません。
相手方はお礼状の形式よりも、「ちゃんと品物が届いたかな?」「喜んでもらえたかな?」が一番気になる点かと思います。
なので、お歳暮をいっぱいもらいすぎてお礼状を書くのが追いつかない・字に自信がないなどの事情があれば、無理をせずパソコンでお礼状を作ってサッと出しちゃいましょう(^^)
とくに会社関係などでたくさんの取引先にお中元やお歳暮をいただいてしまった場合は、手書きで書くのはあきらめた方が無難かと思います。
手書きにしろ、印刷にしろ、なるべく早めにお礼状を送るのが一番大切なので、何かをしてもらったら3日以内にお礼状を出すようにするのがベストです。
品物が届いて10日後に手書きのお礼状が届くのと、3日後に印刷されたお礼状が届くのでは、おそらく前者の方が喜ばれるのではと思います。
なので、手書きじゃ書くの遅れちゃう!と思ったら、無理をせずパソコンで作成してお礼状を早めに送りましょう。
お礼状をパソコンで打つのは失礼にあたる?
とはいえ、お礼状をパソコンで打っただけでは味気のない文面になってしまい、あなたの心がこもっていないように思うかもしれません。
パソコンで作成したお礼状でも、書いた人の心を感じさせる方法はちゃんとあるので心配無用です(^^)
まず、お礼状自体が形式的なものなので、「このたびは結構なお品をいただき、誠にありがとうございます」などの定型文は迷わず印刷しちゃいましょう。
そして文末に余白を残しておいて、そこに「めっきり寒くなってきたので、お体お大事にしてくださいね」「時節柄、風邪などひかぬようご自愛ください」などひとこと手書きで書き加えると、あたたかみのある文面になります。
年賀状をいただいたときに手書きで自分に対するコメントがひとこと添えられていると嬉しく思うのと同じで、ひとことでいいのでぜひ添えてくださいね。
字が下手でも、一画一画しっかりと書けば「なんだこれ、全然読めない」とはならないのではと思います。
私個人的には、行書体のように省略して書く字が読みづらいのですが、小学生の子どもが丁寧に書いた作文はしっかりと読めることが多いです。
もしも、品物をいただいた方に直接お会いする機会があれば、お礼状に重ねて「この前はありがとうございました」とお礼を言っておけば、なお完璧ですね。
お礼状をパソコンで作成すると血の通った文面にならず無機質になりますが、一言手書きでコメントを添えるだけでだいぶ違ってきますよ(^^)
お礼状を手書きしたいけど字が汚い場合はどうする?
自分の字に自信がなくて、お礼状を手書きすることに抵抗があれば、先ほどお話ししたように一言手書きでコメントを添えることをおすすめします。
字が汚くて読みにくいのであれば、個人的には文面を印刷してもらった方が先方も読みやすいかなと思います。
ただ、そのときも文末の自分の名前だけでも手書きで書いた方が、あなたが書いたものだとしっかり認識してもらえます。
よく誓約書とかで最後に署名欄があって、そこだけ自筆で書くことが多いかと思いますが、そんな感じだと思っていただければ結構です。
自分の名前は書く頻度も高いので、他の文字よりは比較的きれいに読みやすく書けるのではと思います。
お礼状は手書きじゃないとダメだと思って頑張って手書きしようとしても、綺麗な字を書くのはなかなか難しいので、無理をせずできる範囲で頑張ってみましょう!
お礼状は手書きと印刷どちらがベター?のまとめ
お中元やお歳暮の時期になると、品物をたくさんいただいて十数通お礼状を書かなければならない…となったらまず手書きでは不可能ですね。
忙しい場合でも、自分の字に自信がない場合でも、一行コメントと自分の署名さえ手書きで書かれていれば、他の文面は印刷でもさほど問題ありません。
もし可能なら、印刷された文面も「寒冷の候、○○様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか」など個人名を入れるなどして、その人にだけ宛てた文章にするとなおさら特別感が増しますよ(^^)
手書きか印刷かどちらにするか決まったら、次は文面も考えてみましょう。
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