梅雨や台風、ふだんの雨などで低気圧になってしまうと、だるさや眠気など体調不良がつらくなりますね。
どうして低気圧で体調が悪くなるのか原因を知っておいて、原因に合った対策も覚えておくと、雨の日のつらさが少しでも軽くなるかもしれません。
バリバリお仕事したり、休日に思いっきり遊んだりできるように、できることからやっていきましょう。
低気圧で体調不良になる原因は何が考えられる?
梅雨や台風などで低気圧になったときに、どうしてだるさや眠気など体調が悪くなるんでしょうか?
低気圧のときは空気中の酸素の濃度が下がるので、体が軽い酸欠状態になっています。
人間、酸素が少ないときに「ジョギングしよう!」だとか「ジムで体をきたえるぞ!」とか思いませんよね?
私だったら貴重な酸素をムダにしないために、ゼーハーとなるような体を動かすことは絶対にしません(笑)
低気圧のときにやたらとだるい・眠いのは、限りある酸素をムダにしないために本能がそうしているんです。
低気圧のときに洗濯や掃除、買い物などでアクティブに動き回られたら酸素をたくさん使ってしまうので、体的には都合が悪いんですね(;´・ω・)
正確にいえば、交感神経よりも副交感神経の方が優位になるため、アクティブに動く気が起こらなくなります。
夜にスムーズに眠りにつけて体力を回復できるようにする副交感神経が活発にはたらいてしまうと、だるさや眠気が起きて当たり前なんです。
とはいえ、仕事や子育て、家事などはだるい・眠いごときでは休めないのが悲しいところです…。
本能に従えと言われてもこちらは生活もかかっているので、下で紹介する対策を知ってだるさや眠さを撃退しましょう!
低気圧で体がだるいのをどうやって改善したらいいの?
体がだるいのは本当に厄介なものです。
仕事のある日にだるくなるのが嫌なのはもちろん、休日でも「貴重な休日をムダにした…」と憂鬱にさせてくれます。
心にも体にもデメリットしかないので、低気圧でだるいのはぜひ改善すべきです。
低気圧によるだるさを解消するためには、まず交感神経を活発にはたらかせることです。
足のかかとの上げ下げをしたり、ストレッチをしたりといった軽い運動でも、交感神経のスイッチが入ります。
低気圧のときは体にかかる圧力も低くなって、血行をよくするポンプの役割をする血管の動きが小さくなります。
強い圧力をかけないとポンプで噴出される血流も少なくなるので、血液中の酸素が脳まで回らなくなります(+_+)
酸素が足りないと脳を回転させるエネルギーも少なくなるので、結果頭が回らない=だるいとなってしまいます。
かかとの上げ下げ運動は、「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎを刺激するので、血行もよくなります。
他にも、酸欠を解消するために深呼吸をする方法もあります。
鼻からおなかを膨らませるまで吸って、口から細い息を出すようにして吐ききるとうまくいきます。
とはいえ、息を吐くときにそれこそ酸欠になってしまうのですが…でも肺にたまった二酸化炭素も出ていってるので、効果はあるはずです。
かかとの上げ下げや深呼吸など、少しでもいいので、できる範囲からやってみるといいですね。
低気圧でひどく眠いのを解消する方法は?
低気圧のときにひどく眠くなってしまうのも困りますよね(+_+)
私の場合は幸い、仕事中は眠気が起こらないのですが、出勤前の眠気がひどすぎて……。
「仕事休んで一日中寝ていたい…」という願望はあるものの、気圧が下がるたびに会社を休んでたら絶対白い目で見られます。
低気圧で眠い原因はだるいのと同じなので、かかとの上げ下げで脳に酸素を送るのもおすすめです。
その他にも、冷たいものを飲んだり、冷えピタを貼ったりするのも眠気覚ましには効きます。
とくにカフェインの入ったコーヒーや紅茶、緑茶などを飲むと覚醒効果がみられます。
また、食欲がない場合は食事をうどんやお茶漬けなどの軽いものにするのもいいですね。
消化に余分なエネルギーを使ってしまって酸素不足が加速してしまうと、「酸素温存だー!」といわんばかりに眠くなるので、食事は軽くても大丈夫です。
うどんにちょっと七味やしょうがなんかを入れると、辛さで交感神経が活発になるのでおすすめです(^o^)
会社で食べるお昼ごはんなら、辛子明太子などのおにぎりやマスタードが入ったホットドッグ的なパンがいいかもしれませんね。
日中をどうにか乗り切ったら、夜はなるべく早めに寝るようにしましょう。
雨の予報がわかった時点で、カレーやシチューなど簡単なものを作り置きしたり、コンビニやスーパーの弁当を調達したりして、家事にかける手間を少なくできればなおよしですね(^^)
低気圧の体調不良は、つらいときは本当につらいので、無理をしないで生活できればいいですね。
低気圧のだるさや眠気の原因や対処法のまとめ
雨や台風などで気圧が下がるときに体調が悪くなる原因は、酸欠や血行不良から起こります。
対処法としては、脳に酸素を送って頭をシャッキリさせるために、かかとの上げ下げ運動や深呼吸などがあります。
酸欠で体が節約モードに入ってしまわないようにして、低気圧の日でもスッキリ動けるようになるといいですね。