いつの間にかカビが生えてしまっている窓のサッシや溝の掃除、悩まされますね。
年末の大掃除のときだけに窓掃除をするときは、こびりついたカビの処理に悪戦苦闘していませんか?
窓ガラスは水拭きすればたいていのカビは取れるけれど、サッシや溝はなかなか綺麗にならないから、どう掃除したら効果的なのか気になりますね。
サッシ掃除に効果のある洗剤や、砂汚れがたまりがちな窓のレールの効率的な掃除方法を確認しましょう。
窓のサッシについたカビの掃除方法は?
窓のサッシについたカビは基本的にはキッチンペーパーや雑巾で水拭きすれば取れます。
私の家では半年に一度くらい窓掃除をしているので、水拭きで問題なく取れている状態です。
でも、どうしてもカビが取れない場合は塩素系漂白剤を吹き付けて、液が垂れないようにキッチンペーパーを貼って数分ほど放置するといいです。
その後、あればエタノールを吹いておくとカビが生えにくくなります。
エタノールがなければこまめな掃除で対応しましょう。
わが家ではエタノールがないので、半年に一度のカビ掃除のときに生えた分をすべてこそげ取っています(^^;)エタノール買わなくちゃ。
サッシ自体はとくに洗剤を使わなくてもある程度は大丈夫なのですが、ゴムパッキンの部分はカビ取り剤を使った方がカビが取れやすくなります。
ただし、ゴムパッキンのカビは頑固なので、一度の噴射では落ちないことがあります。
細く切ったキッチンペーパーにカビ取り剤をつけて、ゴムパッキンの部分に貼りつけ、少し置くのを何回か繰り返せば、頑固なカビもある程度は取れやすくなります。
とくにお風呂場などのゴムパッキンは頑固なので、何度も何度も繰り返すのが大切です。
今ではゴムパッキンに直接塗れるボンドみたいな形のカビキラーもあるので、ボンドみたいなカビキラーをにゅーんって出してしばらく置いて水拭きするとラクです(*^^*)
いやー、世の中便利になりましたねえ。
窓のサッシの掃除に効果的な洗剤はどれ?
窓掃除をするときは基本的には洗剤は使わなくてもかまいませんが、あまりにもひどい汚れ・お風呂場のカビのように頑固な場合は洗剤を使うのもアリです。
窓のサッシの掃除には、食器洗い洗剤やマジックリン(中性洗剤)などが効果的です。
食器用洗剤は家にあるものを使えるので、ホームセンターに走らなくても思い立ったらすぐに掃除できますね。
食器用洗剤を2、3滴入れた水を浸した雑巾やキッチンペーパーでサッシやレールの仕上げ磨きをすると、汚れが浮いてきてきれいになります。
また、水拭きだけでカビが落ちない場合は、カビキラーやキッチンハイターなどの塩素系漂白剤を使うと落ちます。
カビキラーを普通に噴射しても液体が垂れ落ちるので、先ほどお話ししたゴムパッキン用のカビキラーを使うと液垂れを防げます。
液だれを防ぐ方法は他にも、片栗粉に塩素系漂白剤を混ぜて練ったものをカビが生えているところに塗ると垂れません。
片栗粉を塗った後にキッチンペーパーやラップでパックをすれば、鬼に金棒です。
ゴムパッキン用のカビキラーの方が密着力が高いのですが、新たに買うのが面倒ならば片栗粉作戦を試してみてはいかがでしょうか?
しばらく置いてから水拭き→乾拭きをすれば、窓のサッシのカビ汚れが取れているはずです。
サッシについた汚れはそこまで頑固ではないため、家にあるような洗剤でも十分汚れ落ちが期待できます。
窓のサッシの溝を簡単に掃除する方法
窓のサッシのレールの汚れは砂や土埃によるものなので、いきなり水拭きするよりもいらない歯ブラシでゴシゴシこすってから掃除機で吸い取ってしまうと楽に取れます。
サッシのレールにある土ぼこりや汚れを浮かせてから一気に吸い取ってしまうイメージです。
窓のサッシの溝を掃除するときは、歯ブラシだけでなく竹串やようじにティッシュや布を巻いたもの、あるいは綿棒でも汚れを浮かせられます。
汚れの量を減らしてから水拭きをすると、簡単にきれいになります。
水拭きするときは、いらないTシャツなど薄くて小さい雑巾があればより効率よく掃除ができます。
先ほど紹介した食器用洗剤を混ぜた水に浸して水拭きするのも効果があります。
いらない洋服はレール掃除だけでなく、窓ガラスを水拭きするときの雑巾代わりにするとキッチンペーパーよりカビが取れやすい気がします。
雑巾だとなんか厚みがあるから、サッシの細かいところに手が届かないんですよね(;´∀`)
サッシのレールの汚れはカビではないので、洗剤よりも掃除機で吸い取ってしまう方が効果があります。
なるべく汚れが乾いているうちに汚れを浮かせて、吸い取りやすいうちに掃除機で全部吸ってしまいましょう。
レールの大掃除をしてきれいになったら、1~2か月に1回くらいまた歯ブラシと掃除機で少しずつ掃除するだけでも、年末ラクできます。
窓のサッシの掃除のコツのまとめ
窓のサッシの掃除の仕方は、まずとにかく水拭きしてみることです。
水拭きだけで汚れが落ちればいいし、落ちなければ食器洗い洗剤や塩素系漂白剤を使って掃除をしましょう。
サッシは最初から水拭きで大丈夫ですが、レール部分は砂ぼこりが主な汚れなので、掃除機で吸い取れるように乾いたまま掃除した方がいいです。